『自殺する前に』
テリー伊藤は帯に顔写真載せる商売でもしてるんかと思うくらいよく出てくるなあ。
まあ内容はまともで希望に満ちあふれている。再生実務をしらないダメ弁護士はすぐ自己破産を薦めるが、いや待て待てと。サービサーや事業譲渡で乗り切る方法があるぞと。再生実務の最先端がよくわかる。
会社法の教科書で事業譲渡とか書いてあっても( '_ゝ`)フーンで読み飛ばしてしまうけど、こうして債務を新会社に承継させない事業譲渡とかを使って合法的に借金を逃れる方法とか説明されるとアッーっていうか会社法を学ぶ意義も見えてくるってもんよ。
とにかく、自殺する前に民事再生やお金に関する知識を詰め込めということ。やっぱり21世紀は知識がモノを言う時代だなあ。
結局、なんで借金返せなくて自殺しちゃうかっていうとこういう経験がないから「その先」が読めなくなって自殺しちゃうんだよね。だから何十億と借金のある人のほうが「その先」が見えてるから強いと。